ベルルスコーニの手紙 1

先日、ツイートしたベルルスコーニの手紙の全訳をまとめておく(原文はこちら)。

 

すべてのミランティフォージ

 

30年前、私はミランを愛ゆえに買収した。ますます大きくなる愛情の行為として私はミランを売却する。私がチームを託すのは、ミランが国際的な強豪クラブとまた戦えるのに必要なリソースを備え、それを投資する意欲のあるグループだ。

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LIVE ACinese Milan

※報道の発信元を新華社に修正した(9月6日)

 

いやはや、驚いた。前々から聞いていた名前とは違うところと仮契約締結してしてしまったから。何やかんやであの爺さん、常に腹に一物抱えている。また一杯食わされた。彼は30周年記念にふさわしいサプライズを提供してくれた。かくしてベルルスコーニ朝は中華帝国禅譲される。

 

Grazie Cavaliere.

 

では、8月5日の一連の経緯に関するツイートを時系列に並べて訳していく。

 

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Nicholas GancikoffとSalvatore Galatiotoという男

今回はミランの売却交渉において、重要な役割を果たしている2人の人物であるニコラス・ガンチコフ(Nicholas Gancikoff)とサルヴァトーレ・ガラティオート(Salvatore Galatioto)について簡単に紹介しよう。本来はミランの事前契約が締結されてから書こうと思ったが、8月半ばになるらしいので、もう載せてしまうことにした。

 

Sky Sportの記者紹介

メルカート真っ盛りの季節なので、Sky Sportのジャーナリスト(のどうでもいいこと)を紹介する。セリエA好き向けなのでご了承ください。

ローマのFFP事情

今シーズンのローマのFFPについて、Il Sore 24 OreのMarco Bellinazzoが解説していた記事があったので、これをもとにローマのFFPがどういう状況にあるのか、説明する。
 

m.goal.com

監督と売却とバッカの値段

ナポリの償却の方法についてリンクと画像を追加した(7月15日)

 

6月28日、ミランが新監督をモンテッラに任命したことを発表した。前セビージャ監督のエメリ、前シティ監督のペッレグリーニ、前エンポリ監督のジャンパオロ、前アヤックス監督のデ・ブールが候補として名前が挙がったり、昨シーズン途中から監督を務めたブロッキの留任をベルルスコーニが望んだりするというすったもんだの末に決着した。これぞ妥協の産物だ。では、モンテッラに決定した経緯をおさらいしよう(Corriere della SeraとGianluca Di Marzioの記事をもとに作成)。まずガッリアーニはジャンパオロ、中国側は外国人監督(エメリ→ペッレグリーニ→デ・ブール)、ベルルスコーニはブロッキをプッシュするという構図があった。だが、エメリはPSGにかっさらわれ、ペッレグリーニは要求する給与が高額で、デ・ブールは本人が納得しなかったので、中国側の目論見は崩れた。また、ガッリアーニはジャンパオロを望む(中国側も好意的だった)も、ベルルスコーニが反対した。逆にベルルスコーニが留任を強く望むブロッキはガッリアーニと中国側が難色を示した。そこで、3者(もはやこの時点ではガッリアーニと中国側は同じなので、両者というべきか)が納得できる妥協案として、モンテッラが浮上した。ベルルスコーニは最後の最後までブロッキの続投を希望したが、彼らに屈した。以上が事の顛末である。

新加入FWの効率性を算出しよう(2)

前回に引き続き、新加入FWが移籍金€1mあたりいくら得点を挙げたのか検証しよう。今回の対象チームはローマとユヴェントスである。

条件は前回から以下のように変更する。理由は地元紙の報道のほうが精度が高いと考えたから。
③市場価値はtransfermarkt.it、移籍金はクラブの公式発表がなければ『La Gazzetta dello Sport』を参照する

③市場価値はtransfermarkt.it、移籍金はクラブの公式発表がなければ、ローマの場合は『Corriere dello Sport』、ユヴェントスの場合は『Tuttosport』を参照する

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